内容简介

明末清初のイタリア人宣教師艾儒略（JulesAleni、1852―1649）は、逝去するまでの39年間にわたり、中国でキリスト教の教義及び西方の学問や世界地理を伝授する傍ら、中国の伝統文化を鑽研し、様々な中国典籍を西方に紹介し、当時の中国人学者に「西来孔子」と崇められた。1623年、艾儒略は、龐迪沃・熊三抜が著述した《職方外記》に大量の資料を追加し、「亜細亜総説」「欧羅巴総説」「利末亜（非洲）総説」「阿墨利加（美洲）総説」「四海総説」の5つの巻で全面的に西洋地理学を紹介し、中国の伝統的な地理観に極めて大きな衝撃を与えた。本書は、国家図書館所蔵明天啓刻本《職方外記》の完全影印本であり、《中華再造善本叢書・明代編・史部》に収録。