内容简介
山中商会は明治時代から活動した日本の古美術商社。ニューヨークやロンドン等にいくつも支店を置いて世界的にビジネスを展開し、日本の美術品を輸出するだけではなく、1900年以降は中国やアジア各地において大量に古美術を買い付け、それらを欧米に販売して巨万の富を築いた。しかし、第二次世界大戦によってそれらの海外資産のほとんどを差し押さえによって失った。本書は、山中商会が長年にわたって日本や世界で開催したオークションの出展図録等を集めて収録する。現在、世界中の著名な博物館などが収蔵するアジアや中国の貴重な文物の多くは、山中商会のオークションを通じて購入されており、これらの文物が世界に散佚する経路を解明する上でも価値のある資料である。収録される文物・芸術品の総数は6000件以上、そのうち1100枚以上は写真付きで掲載される。